紫外線のもたらす影響とその対策について

真夏の季節がやってきましたね。年々猛暑の日々が続くこの時期ですが、梅雨明けに急に来るこの暑さから、熱中症にかかる人が急増しています。なんと今年は、史上初の47都道府県全てにおいて、高温注意報が発令された年でもあります。そのため、倒れて病院に運ばれる人が急増しています。それを未然に防ぐためにも、こまめに水分補給をして、体温調整を行うようにしましょう。

気温はもちろんのこと、その他にも注意すべきはその日差しに含まれる「紫外線」です。地球に降り注ぐ太陽光線の一種で、紫外線は365日年中存在するものですが、夏の季節は特に多く含まれています。ご存知のとおり、紫外線は肌に悪い影響を与えます。紫外線を身体に浴びすぎると、肌の老化が進行しやすくなります。事実、肌の老化の原因の約80%が、紫外線が原因と言われており、残りの20%は遺伝と言われています。

また、紫外線は、DNAを瞬時に破壊する力を持っています。外出中の日向に出るほんの数秒だけでも、身体が受けた紫外線のダメージは数時間継続すると言われているので、そう聞くと非常に恐ろしいです。細胞の遺伝子が傷付くことで、人種によって異なりますが、色白の人が多い国では、皮膚がんになる確率が高くなると言われています。

さらに、シミやくすみの原因になります。身体のメラニンという色素は、肌の色を決める色であり、有害な紫外線から、本来身を守ってくれるものです。しかし、このメラニンは紫外線を大量に浴びることによって、シミやくすみの原因となります。シミは、10~20年の潜伏期間を経てから肌の表面に現れるので、早いうちからの対策が命なのです。

さて、このような紫外線が原因で起こるさまざまな症状ですが、そんな紫外線対策を怠らないようにする必要があります。しかし、紫外線対策はさほど難しくないため、誰でも簡単に行うことが可能です。

一番紫外線のダメージを受けやすいのは、顔や肌などの露出した部分です。メジャーな紫外線対策は、日焼け止めを用いることです。ドラッグストアなどで購入が可能ですが、注目すべきは商品に表示されている「SPF」です。この「SPF」の数値が大きいほど、素肌に比べて何倍の紫外線量に耐えられるかを表します。例えば、SPF30なら、基準の紫外線量の30倍を受けて、初めて肌が日に焼け始めることになります。

しかし、見落としてはならないのが、肌だけの紫外線対策では完全に紫外線対策が行えているとは限りません。例えば、目も紫外線を大いに受ける部位になります。目への紫外線対策を行っている人は、全体の1割程度しかおらず、多くの人が目から浴びた紫外線で、目の日焼けが肌の日焼けの一因になることを知りません。そのためには、出来る限り顔との隙間が少ないサングラスやツバの広い帽子を着用すると良いでしょう。

もし、コンタクトレンズを使っている人は、UVカット機能のあるコンタクトレンズに変えるのがおすすめです。例えば、目に有害とされている紫外線B波を約97%カットするという、驚異の効果を出す2ウィーク アキュビューのようなコンタクトレンズはおすすめです。2ウィークならワンデーよりもコストを抑えることができますし、さらに節約したいならシルチカというサイトで最安値で検索することもできます(2ウィークアキュビューの価格はこちらでチェック→https://silchika.jp/product/johnson_johnson/3/)。コンタクトレンズ使用者なら、合わせて着用するのが良いでしょう。